図面を見て製作者の意図を読み取る力
数字や図が映し出されるモニターに向かって作業している技術者達。見ているとCADやCAMのソフトを使いこなすだけでも何やら難しそうだ。しかし一番難しいのは、ソフトを使いこなすことではなく立体をイメージすることだと、この道15年の技術者鈴木さんはいう。「ソフトを使えることは必要最低条件、図面を見て製作者の意図を読み取る力こそがCADデータの製作には重要」なのだそうだ。
設計室長 鈴木 崇
チームワークの良さ
そしてもう一つ大事なのが、他の人にもわかるようなデータの作り方をすることと鈴木さん。 この心配りがチームワークの良さにつながっているのだと感じた。 はじめはCAD・CADMときいて、機械的で無機質なイメージをもっていたが、鈴木さんと話してそのイメージが変わった。機械を使うのは人であり、その人のセンスや心配りといったものが良い物をつくるには欠かせないのだろう。
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